タスク管理についてのtips
基本的には睡眠時間と食事、風呂、余暇の時間はどうやっても削れないので先に確保する。
やらなくてはいけないタスクを短期と長期の2つに分ける。(夏休みの宿題だと漢字ドリルは短期、自由研究は長期)
タスクに振れる時間を短期用と長期用に分ける。
各タスクで確保した時間の中で重要度の高い物から順番に処理する。
時間内に終わらなかったタスクはゴミ箱に捨てます。
男子中学生のタカシ君の場合
中学生のタカシ君はこれから夏休みです。学校で出された夏休みの宿題の計画を立てることにしました。
夏休みは40日、各教科のドリルは80ページだから1日あたり2ページやれば終わるぞ。
7/20 2ページまで
7/21 4ページまで
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8/31 80ページまで
自由研究はどうしようか、7月中は考えなくて良いかな。
このように計画を立てた結果タカシ君がどうなったかは予想ができます。8月の始めにはドリルの進捗が10ページほど遅れます。もちろん行程表と進捗のズレを確認する度にやる気が下がって途中から全く手をつけなくなります。自由研究はその存在が忘却の彼方へ飛んで行きました。おそらく8/31日に宿題が全く進んでいないことに気がつくでしょう。
それではタカシ君はどうしたら宿題を終わらせられるでしょうか。
最初にやるべきは夏休みの宿題に優先順位をつけることです。
各教科のドリル
国語の先生は怒らせたら怖いので優先的にやる、社会の先生は優しいので一番最後
夏休みの自由研究
これを未提出や半端な完成度で提出するとクラスメイトに合わせる顔がないので一番優先
タカシ君は1日に2時間程度までなら宿題をしてもよいと見積もりました。
そうしたらそのうち1時間を自由研究、残りの1時間を各教科の課題とします。
もちろん毎日2時間やれるなんてことはありませんが少なくとも自由研究の存在を忘れることはないと思います。
この計画で8/31を迎えたとします。
自由研究は最優先なのでおそらく終わっているはずです。
各教科のドリルも漢字ドリルだけでも終わっていれば怒らせてはいけない国語の先生に叱られることは回避できそうです。
こうすることによりタカシ君は宿題を終わらせることはできませんでしたが、そこその出来の自由研究を提出し国語の先生に叱られることは回避できるでしょう。他の先生には怒られますが国語の先生に怒られるよりはマシです。
夏休み中にモンハンが発売された場合
モンハンを発売日の朝に手に入れましょう。その後3日で60時間ほどモンハンをやれば3日のロスで済みます。
友達のシゲル君にプール誘われた場合。
宿題より遊ぶ方が大事です。プールに行きます。
まとめ
タスクを所要時間ごとにだいたいで分ける。例えば、簡単な書類記入なら短期、8時間程度のレポートなら中期、体を鍛える、研究をするなどの3ヶ月を超えるものを長期にしたりする。
1日のうちタスクに振れる時間を適当に分割して短期、中期、長期に割り振る、そうしたら各区分けごとに重要度の高いものから処理する。
こうすることで2日先、3日先の予定を考える必要はなくなります。もちろんタスクが締め切りに間に合わない可能性はありますが無計画にやるよりはマシな結果になります。
優先順位の付け方
締め切りに間に合わなかったら困るものが優先。締め切りが近くても落として問題ないものは遅らせる。